2020年5月29日金曜日

鉄道礼讃

前回クルマの曲を集めたので、今回は鉄道の曲を探してみる事にする。
できるだけ湿度高めで指差し確認、出発進行。

鉄道員 (ぽっぽや)- 坂本美雨
浅田次郎の同名小説、高倉健主演の映画より。曲はお父さんの坂本龍一、作詞は奥田民生。

ホームにて - 中島みゆき(高畑充希Ver.)
1977年「わかれうた」のカップリング曲でJR東日本のCM、最近ではサントリーの缶コーヒーBOSSのCM(石巻漁港編)に起用。ノスタルジックながら時代を感じさせず多くの人がカバーしているが、朝ドラ「ごちそうさん」「トト姉ちゃん」でお馴染み、高畑充希の歌がのびやかで良い。もちろん本人が良いのは言うまでもない。

駅 - 竹内まりや (岩崎宏美Ver.)
歌詞のこってり感から若い人が歌う方が良い。中森明菜も歌っていた。岩崎宏美の昔の映像よくアップしてくださった。


世界の車窓から - 溝口肇(カルテットVer.)
あの、あっと言う間に終わってしまう番組のテーマ曲。

中央線 - The Boom (矢野顕子Ver.) https://youtu.be/-i1w92-luVs
矢野顕子が歌うと全部この人の曲になってしまう。夜の車窓が目に映る。
坂本美雨のお母さんでもある。





幸福は甘くなかった

 福田恒存『私の幸福論』(ちくま文庫)を読む。平易な言葉で語られる、その内容は深く重厚で何度も読み返すことになると思った。昭和30〜31年にかけて講談社『若い女性』という雑誌に「幸福への手帖」と題して連載された。もう70年ほど前の文章だから、社会の事象は大きく変貌して日本人の生活...