2020年1月8日水曜日

松も開けて

今年は訳あって正月気分なんてなかったが、元旦は夫と高校生の息子と家族水入らず静かに過ごした。

お雑煮は白味噌仕立てで祝い大根・金時人参・里芋・丸餅を椀に入れる。最後に柚子をひとかけ。もう昔の話になるが祖父は地元讃岐の風習に習って、丸餅の代わりにあんもちを入れてもらっていた。

今年はあまり餅を食べなかったのにお腹の調子がいまいちだ。昨日寝る前に寒天を煮溶かして固めておいて、容器のまま塞の目に切る。町内の歳末見回りでもらった缶入りのお汁粉をかけたらいい感じのデザートになった。優しい甘さでお腹もスッキリである。

戦後80年

 戦後80年の今年、そろそろ「戦後」という言葉をやめようかと言われている。1945年の終戦から遡って80年といえば幕末であり、いくらなんでも時代区分としても大雑把すぎるのではということだろう。もちろん「戦前」「戦後すぐ」という短い期間を指す言葉としては今後も使われるだろう。 明治...