2020年1月9日木曜日

川の流れはたへずして

文章を要約する機会があったので、ふとこんな映画を思い出した。

A River Runs Thought IT (1992年製作/124分/アメリカ) 
ロバート=レッドフォードが監督、ブラッド=ピット主演ということで往時の女子としてはミーハーなノリで観に行く。

釣りが好きな人にとってはフライフィッシングのシーンが実に気持ち良いのだそうで、興味の薄い者にとっては「親子仲良く釣りっていいね」くらいの印象だ。

牧師の父親が小学生くらいの兄弟に作文を書かせて、次はこれを半分に要約して来い、次はその半分と厳しく文章指導をするシーンがなぜかとても心に残っている。のちに兄は学者に、弟は新聞記者になるが事故で亡くなってしまう。

楽しいことも、悲しいことも
癒してくれるのはいつも自然
川の流れはいつまで見ていても、飽きない。

戦後80年

 戦後80年の今年、そろそろ「戦後」という言葉をやめようかと言われている。1945年の終戦から遡って80年といえば幕末であり、いくらなんでも時代区分としても大雑把すぎるのではということだろう。もちろん「戦前」「戦後すぐ」という短い期間を指す言葉としては今後も使われるだろう。 明治...