2020年1月10日金曜日

何気ない日常

どんなに燃え上がるような恋でも、やがて日常に変化していく。

他人なのに最も長く人生を共にし、限りなく色恋から解離していく男女のあり方も悪くはない。願わくばその中に小さな燈を残して、細く長く憧れや尊敬や愛おしさをきらめかせたいと思う。

同じ目的の仕事を、お互いの得意分野で従事できれば人生の満足度も上がるだろうか。

子はかすがい、と言うけれど季節が終わればまた、ちょっと老けた男と女

寂しいね。寂しいよね。って言えるだけ幸せ?

何気ない日常にも、何度か仕切り直しが必要かもしれない。
そこに感謝だけでなくて、できればもう一度恋ができると理想。



ぼくの好きなおじさん

 やっと猛暑から解放されたと思ったら10月も終わってしまった。慌ただしく自民党総裁選、衆院選が行われ、さらには首相指名選挙と政治の空白期間に不安しかない。不安というなれば今から50余年前、私が赤ん坊だった頃の日本は沖縄が返還された一方で、ベトナムへ向かう米軍の出撃基地だった。母が...