どんなに燃え上がるような恋でも、やがて日常に変化していく。
他人なのに最も長く人生を共にし、限りなく色恋から解離していく男女のあり方も悪くはない。願わくばその中に小さな燈を残して、細く長く憧れや尊敬や愛おしさをきらめかせたいと思う。
同じ目的の仕事を、お互いの得意分野で従事できれば人生の満足度も上がるだろうか。
子はかすがい、と言うけれど季節が終わればまた、ちょっと老けた男と女
寂しいね。寂しいよね。って言えるだけ幸せ?
何気ない日常にも、何度か仕切り直しが必要かもしれない。
そこに感謝だけでなくて、できればもう一度恋ができると理想。
2020年1月10日金曜日
ぼくの好きなおじさん
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