2020年1月24日金曜日

自分を知る

今日の本はこれ
「アスピーガールの心と体を守る性のルール」デビ・ブラウン著

もはやアラフィフとなったオバさんの読む本ではないけれど、思春期の息子をもつ母としてこういう女の子がいることも知って欲しいなと思います。とはいっても息子は読まないだろうし、きちんと伝わるかも怪しいものですが。

内容紹介
実は危険にさられている発達障害の女の子…
特にアスペルガーの女の子は、性知識が乏しく、
コミュニケーションも苦手。
無意識のうちに危険にさらされることも少なくありません。
------------------------------------------
自分がどうしても好きになれない…
どうして、会ったばかりの人とセックスしちゃだめなの?
どうして、私は人の誘いを断れないの?
できれば彼氏にしない方がいい人って、どんな人?
避妊ってそんなに大切なの?
------------------------------------------

当事者としてこういう本が出てくれたことに感謝すると共に、日本の心理学や医療関係の人がもっと性の問題について語ってくれていたらなって、ちょっぴり青春時代を後悔しています。

自分がアスペルガー症候群なのかADHD傾向があるのかは知りませんし、必要性がないので調べる気にもならないのですが、対人関係での困った!は特に男女関係で顕著に現れました。人の心が読み取れないのでじっと見つめてしまったり、頼まれたら何でもしてあげたいと思ってしまったり。時に不誠実、時に自分勝手、真意がわからないと言われ傷つくこともしばしば。

性別不詳な安定感が今の私には心の平安とも言えます。



どうせ死ぬんだから

 「どうせもうすぐ死ぬんだから」と老人特有の僻みっぽいことを口にしながら、「年寄りは嫌よねぇ。若い頃はお爺さんやお婆さんがなんでそんなこと言うんだろうってずっと思ってたわ」と母は自分で言って笑っている。続けて「それはね」となかなかに深い話をしてくれた。 長く生きてもやっぱりあの世...