2020年1月27日月曜日

三国志、若葉マーク。

昨年いきなりリビングのテレビが映らなくなって買い替えを余儀なくされました。
せっかく新しくなったテレビでなにか観てやろうと思い、ふと思い立って選んだのがこれ。三国志 Three Kingdoms 

曹操の董卓暗殺未遂から諸葛亮・司馬懿の対決まで40分くらいのドラマを全95話まで、つまらないメロドラマのところを飛ばしつつ一気に観てしまいました。中国のドラマなので曹操をひいきにした展開。R指定なしに安心してお子様から楽しめる内容です。

初めての三国志。2018年、河南省で2009年に発掘された墓が曹操のものと認定されたそうです。卑弥呼の時代とかぶるんです。魏志倭人伝ですよ。何でも大分県の古墳から出土した鏡が曹操墓の鏡とそっくりなんですって。そんな関係でちょっとした三国志ブームが起きてるみたいです。

ずっと気になってたんです。三国志の登場人物の名前をスラスラいえる奴とか同級生にいたりしませんか?あんなにややこしいのによくも覚えられるものです。そこでこんな本『三国志ナビ』(渡邉義浩 新潮文庫)を手元に置いたら、別に検索しもってドラマ観たらええやん🎵となりました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
三国志ナビ (新潮文庫) [ 渡辺義浩 ]
価格:649円(税込、送料無料) (2020/1/27時点)

ナビを読んでいると吉川英治の三国志が、だいぶ日本人向けに味付けされていることが分かりました。劉備の母(架空の人物)が、お前は漢の末裔ということを忘れたか!と言って怒ったり、董卓と呂布が奪い合いした「美女連環の計」で登場する貂蝉が不貞を理由に自殺するとか。

三国志演義では英雄でも、一番性格が悪いのは劉備と決め込んでいるので、次に選んだのはこれ。『秘本三国志』陳舜臣です。こっちはR指定ですぞ。(つづく)

どうせ死ぬんだから

 「どうせもうすぐ死ぬんだから」と老人特有の僻みっぽいことを口にしながら、「年寄りは嫌よねぇ。若い頃はお爺さんやお婆さんがなんでそんなこと言うんだろうってずっと思ってたわ」と母は自分で言って笑っている。続けて「それはね」となかなかに深い話をしてくれた。 長く生きてもやっぱりあの世...