「逸することのできない好機。また、熟した機をとらえ悟りに導くこと」の意味で、師と修行者が機を得て気持ちの相応ずることをいう。(漢検四字熟語辞典より)
「啐」はひな鳥が卵からかえるとき殻の中でつつく声、「啄」は母鳥が外からつつくことをいうそうで。タイミングよく呼応する様子がなんとも愛らしいと思いませんか。
ずいぶん後になって「あの人が言ってたのはそういうことだったのか」と理解する学びが多い中で、「啐啄同時」が実現できるのは天才同士のきらめくような瞬間なのかなぁと憧れてみたりします。
そこまでいかなくても気の合う二人で「そうだよね!」って共感できることは幸せなことですね。