2020年5月25日月曜日

EBTG考

特に音楽好きではないけれど、1990年代後半は何がなんでも洋楽でした。音楽はレコード・CDからダウンロードするもの、果てはサーバーから配信されるものに変化した今では洋楽という言葉自体がもう死語。輸入盤だと歌詞カードがついていないとか、今の子に言っても分からないでしょうね。一応、和訳がついてたりするのですが、それが何とも意味不明だったり。歌詞なのだから元が意味不明なことだってあるだろうけど、微妙なニュアンスみたいなものを別の言語に訳すのは、語学力はもちろん文学的センスが要りますよね。

その頃偶然ラジオで知った英国ネオアコースティックのユニットEverything But The Girl (Tracey Thorn , Ben Watt)の曲を繰り返し聴いていました。サウンドも詞も繊細で、こんなのあるんだなぁと。バンド名は、大学の前にあった雑貨店の名前:Everything But The Girl 「この娘以外は何でも」を気に入ってつけたとか。

アルバムAmplified Heartから大好きな曲のさわりだけ紹介。
和訳も例によって適当。簡単な単語ほど真意が分からなくて苦労します。
世の中、語学レベルが上がったからみんなすぐ分かるのかなぁ。

GET ME
I never thought I'd grow up so fast, so far
To know yourself is to let yourself be loved

And I wanna be addicted
I wanna be secure
I wanna wake up after the night before
But do you get me?
Do you ever get me?

こんなに早く大人になるなんて思わなかった
愛されて気付くことがある
夢中になって
安心させて
あの夜の後に戻りたい
でも言ってることわかる?
わかってないよね?


特に二行目が直訳すると「自分を知ることは自分自身を愛されるようにすること」
GoogleTranslateだと「自分を知ることは自分を愛することです」ってますます訳わからんではないですか。歌詞の後半には「私は箱の中の石。時計の中のぜんまい。私を手首に巻き付けたっていいの。1日に10000回話しかけちゃう。」なんてフレーズがあります。
YouTubeのコメント欄にどっかの英語圏の女性が「ここの歌詞が素晴らしい!」と絶賛しているけど、誰か教えてくれませんかね???

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